関東周辺の滝巡り案内

滝はなぜか神秘的だ!滝のある空間で五感をすませば色々なことが 楽しめ、ほっとした気持ちになる。 関東周辺の巡った滝を中心に、滝の見どころや訪れた時の感想、アクセス方法などを案内しています。

梅ヶ島七滝の一つ、水量豊富で強く流れ落ちる赤水の滝(静岡市葵区)

水量豊富に流れ落ちる赤水の滝

(水量豊富に流れ落ちる赤水の滝)

滝のみどころ

安倍川の上流にある梅ヶ島温泉は、奥まったところにあるせいか落ち着いた雰囲気の温泉です。

また、この辺には滝がたくさんあって梅ヶ島七滝とも呼ばれています。

私が知っているのは今回紹介する「赤水の滝」、「三段の滝」、「安部の大滝」くらいですが、その他に「藤代の滝」、「湯滝」、「宝月の滝」、「恋ヶ滝」があるので、滝好きの人にはたまりません。

時間の許す限り滝三昧をしてみましょう。

この記事での紹介は、その一つ赤水の滝です。

赤水の滝は安倍川本流に懸かる落差約50mの段瀑(四段)です。

なお、最上段は展望台から見えませんので、三段の滝のように見えます。

安倍川本流の流れだけあって水量がとても豊富なので、迫力ある流れがとても魅力です。

また、ロケーションも良く県道29線からも見える位置にあるので手軽に行くことができます。

道路の近くに専用の駐車場(無料)があり、そこから滝の展望スペースまでは歩いて数分で行けます。

きれいに染まる赤水の滝公園の紅葉

(きれいに染まる赤水の滝公園の紅葉)

新緑や紅葉のシーズンが良く、特に紅葉シーズンは美しさが倍増!

ただし、展望スペースから眺めるだけで、残念ながら滝近くまでは行くことができません。

でも、迫力ある力強い滝なので見はごたえは十分あります。

滝周辺にはトイレはありませんので、事前に用を済ませておくことをおすすめします。

滝へのみちのり(紀行文)

赤水の滝周辺は紅葉も綺麗ということなので、10月末に滝見と紅葉狩りを兼ねて出かけました。

梅ヶ島温泉方面に向かう県道29号線(安倍街道)を車で走ると赤水の滝の展望台を案内する看板が道端にあるので迷わずにすぐに分かりました。

赤水の滝展望台入口

駐車場も道路のすぐ際にあるので、ここに車を止めて滝の展望台に向かいます。

勿論、駐車場は無料です。

赤や黄色に染まった紅葉の遊歩道を進みます。

遊歩道の周辺は公園になっていて岩がおいてあったりして、庭園のように整備されています。

遊歩道にある赤水の滝公園

(遊歩道にある赤水の滝公園)

周りの木々も紅葉していて、陽光に透ける紅葉の色も美しい!

赤水の滝公園の紅葉がきれい!

(赤水の滝公園の紅葉がきれい!)

歩く時間は数分なので、歩くのは苦手という方でも楽しむことができる滝です。

赤水の滝展望台から望む滝がこれです!

展望台からの赤水の滝

(展望台からの赤水の滝)

名前は赤水の滝ですが、茶褐色の水ではありません。

普通の河の流れの水の色です。

赤水の滝


名前の由来は、310前(宝永4年、1707年)に褐色の濁流が何日も流れ続けたためにこう呼ばれたそうです。

展望台にある看板では、その時に発生した大地震と大洪水によってこの辺の山が大きく崩れて、土石流が下流一帯を埋め尽くしたとのこと。

そのため川の流れが山肌を削りながら下流の滝へ濁流となって大量に流れ混んだとのことです。

当時の濁流はきっと凄まじい景観だったに違いありませんね。

赤水の滝の由来

最近の研究では、この時に赤水の滝の原型が形成されたとされています。

地学に興味ある方は、こんな論文もあります。
(「赤水の滝の形成過程から考える大規模土石流が安部川上流域の地形に与えた影響」、第四紀研究(The Quaternary Research)59(1)P.17-29,白井他,2020年2月)

豪快に流れる水量の多い滝なので、滝つぼ付近に行きたくなりますが、残念ながら滝壺付近にはいけないようです。

是非、滝つぼの近くまで近づける遊歩道の整備を検討して欲しいのものですよね。

滝の流れに親しみながら写真を撮りまくり、次の目的地である「三段の滝」、「安倍の大滝」へと向かいました。

■所在地

静岡市葵区梅ケ島

■駐車場:あり(無料)

■公衆トイレ:なし

■滝の種別・落差

段瀑(四段)、高さ約50m

(最上段は展望台からは見えません)

赤水の滝へのアクセス方法

<車の場合>

東名高速道路 新静岡インターから県道27号を経由し、県道29号を梅ヶ島温泉方面へ、赤水の滝まで、車で約45分

<バスの場合>

JR静岡駅からしずてつジャストラインバス安倍線「梅ヶ島温泉」行きバスで「赤水の滝」まで1時間40分


・問い合わせ

静岡県観光協会 TEL. 054-202-5595

周辺観光

梅ヶ島温泉

梅ヶ島温泉

梅ヶ島温泉

山梨県との県境近くにある閑静な温泉郷の一つです。

今から1700年前から存在が知られていたという歴史ある温泉で、安倍川の源流域、標高1000mのところにあります。

山々に囲まれた静かな温泉なので、ゆったりとした気分になれます。

日帰り入浴ができる旅館もたくさんありますので、滝を見たあとに立ち寄ってみるのも
おすすめです。

また、梅ヶ島温泉は紅葉スポットとしても人気が高く、静岡県内で5位を示しています。

10月下旬~11月下旬は、モミジ、カエデ、ブナなどが紅葉してとてもきれいです。

梅ヶ島温泉観光組合所在地

〒421-2301 静岡県静岡市葵区梅ケ島

TEL 054-269-2525

・大谷崩れ

標高約2000mの大谷嶺が宝永4年(1707年)の宝永地震によって800m崩れた跡です。

日本三大崩れの一つと言われるもので、崩れた土砂は東京ドームの約800杯分あるといわれています。

ここで紹介した赤水の滝の原型もこのときにできたとのことです。

大規模な自然災害の跡ですが観光スポットにもなっており、近くには大谷崩れ駐車場、大沢崩れ展望台があり大沢崩れの全容を見ることができます。

新緑や紅葉の季節では、自然の美しさと崩壊による寂寥感のコントラストを見ることができます。

■大谷崩れ駐車場所在地

〒421-2301
静岡県静岡市葵区梅ヶ島