関東・中部・東北周辺の滝巡り案内

滝はなぜか神秘的だ!滝のある空間で五感をすませば色々なことが 楽しめ、ほっとした気持ちになる。 関東・東海・中部・東北周辺の巡った滝を中心に、滝の見どころや訪れた時の感想、アクセス方法などを案内しています。

滝巡り 中部、梅島温泉から歩いて行ける三段の滝(静岡市葵区)

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三段の滝

(三段の滝、静岡市葵区

滝のみどころ

梅ヶ島温泉の直ぐ近くにある「三段の滝」は、安倍川の小さな支流にかかる滝で名前のとおり三段になって流れ落ちています。

落差は約25mです。

梅ヶ島温泉街からは、歩いても行ける距離なのでお手軽に見ることができる滝です。

梅ヶ島温泉の周辺に滝がたくさんあって梅ヶ島七滝とも呼ばれていてその中の一つです。

その他に「赤水の滝」、「三段の滝」、「安倍の大滝」、「藤代の滝」、「湯滝」、「宝月の滝」、「恋ヶ滝」があります。

梅ヶ島温泉に来ると違う滝がはしごで回れるので、滝好きの人にはたまりません。

興味ある方は、すべて又は可能な限り多く見て回ってみることをおすすめします。

車の方は梅ヶ島温泉の駐車場に車を停めて歩いても行けますが、梅ヶ島温泉をさらに進み、三段の滝近くにある駐車場まで車でも行くことがことができます。

どちらの駐車場も料金は無料です。

新緑や紅葉のシーズンがいいと思いますが、特に梅ヶ島温泉周辺は紅葉の名所の一つとされていますので、秋の紅葉シーズンがベストです。

滝の他に、三段の滝周辺や梅ヶ島温泉の「おゆのふるさと公園」周辺の紅葉も併せて楽しむことができます。

梅ヶ島温泉おゆのふるさと公園の紅葉

梅ヶ島温泉おゆのふるさと公園の紅葉)

三段の滝周辺にはトイレはありませんので、梅ヶ島温泉にある公衆トイレで事前に用を済ませておくことをおすすめします。

滝へのみちのり(紀行文)

梅ヶ島温泉の周辺は滝をはしごして見られる滝があるというので、赤水の滝、三段の滝、安倍の大滝の三つ滝を巡ること、また梅ヶ島温泉周辺は紅葉も綺麗ということでしたので、10月末に滝見と紅葉狩りを兼ねて出かけました。

梅ヶ島温泉方面に向かう県道29号線(安倍街道)を車で走り、最初に見たのは赤水の滝です。

赤水の滝については、「梅ヶ島七滝の一つ、水量豊富で強く流れ落ちる赤水の滝(静岡市葵区)」の記事をご覧ください。

赤水の滝を見た後は、梅ヶ島温泉を訪れました。

温泉に入るのではなく、梅ヶ島温泉の周辺の紅葉と梅ヶ島温泉のすぐ近くにある「三段の滝」が目的です。

先ずは、三段の滝を目指して梅ヶ島温泉の奥にある大駐車場の前の道路を進むとすぐに三段の滝がありました。

滝の前に小さな駐車スペースがあるので、ここに車を停めます。

勿論、駐車場は無料です。

滝の前には「三段の滝」と書いたりっぱな看板があります。

三段の滝

(三段の滝)

こじんまりとした滝で、どこかのりっぱな庭園にある滝のような雰囲気の滝で風情があります。

でも、滝の総落差は25mもあるので、箱庭の滝に比べるとかなり大きいです。

上段は、2つの流れになって落ちているという説明もありますが、私が行った時は1本の流れ、中段は一筋の流れ、三段目は1m位の小さな流れとなっていました。

三段の滝の一段目と二段目

(三段の滝の一段目と二段目のクローズアップ)

三段の滝周辺の紅葉は、広葉樹が多いのか黄色に染まった木々が多く、三段の滝の雰囲気にマッチしていました。

滝や周りの紅葉を写真に納め、次は梅ヶ島温泉に戻り紅葉を楽しみました。

三段の滝周辺の紅葉

(三段の滝周辺の紅葉)

梅島温泉の「おゆのふるさと公園」は、毎年紅葉まつりが開催されるほど紅葉がきれいなところです(毎年10月最後の日曜日)。

私が行ったのは、紅葉まつりには未だ1週間ほど早い時期でしたがそれでも公園の周辺の紅葉はきれいでした。

湯之神社もあり、紅葉の中の散歩を満喫しました。

次の目的地は「安倍の大滝」です。

■所在地

静岡市葵区梅ケ島

■駐車場:あり(無料)

■公衆トイレ:なし(梅ヶ島温泉にはあり)

■滝の種別・落差

段瀑(三段)、高さ約25m

三段の滝へのアクセス方法

<車の場合>

東名高速道路 新静岡インターから県道27号を経由し、県道29号を梅ヶ島温泉まで約50分

<バスの場合>

JR静岡駅からしずてつジャストラインバス安倍線「梅ヶ島温泉」行きバスで終点「梅ヶ島温泉」まで1時間45分

・問い合わせ

梅ヶ島温泉観光組合 TEL. 054-269-2525

 

周辺観光

梅ヶ島新田温泉 黄金の湯

梅ヶ島新田温泉 黄金の湯

梅ヶ島新田温泉 黄金の湯)

梅ヶ島温泉の少し手前の新田温泉には、市営の日帰り温泉施設「黄金の湯」があります。

泉質は「炭酸水素塩温泉」で、とろっとした感触、肌がすべすべになる感じです。

大浴場と露天風呂があり、露天風呂から眺める山並みは格別です。

200名を収容できる休憩室もあり、赤水の滝や安倍の大滝を訪れた帰りにゆったりと休憩することができます。

梅ヶ島新田温泉 黄金の湯所在地

〒421-2301 静岡県静岡市葵区梅ヶ島5342-3

TEL:054-269-2615

月曜休(祝日の場合は翌日)

 

・安倍峠

安倍峠の登山道

(安倍峠の登山道)

静岡市山梨県身延町との間に位置する峠で、紅葉の名所になっています。

豊岡梅ヶ島林道の静岡県山梨県の県境付近にある安倍峠の駐車スペース(標高1440m)に車を停めて、見晴らすと天気が良ければ富士山の絶景が望めます。

しかし、現在は2019年の台風19号の影響で路面が欠損して通行止めになっていて車で行くことはできません。

また、山梨側も通行止めになっているので、現在(2021年)のところ安倍峠に行くには徒歩で行くしかありません
梅ヶ島温泉から徒歩約2時間)。

早く復旧するといいですね。