関東周辺の滝巡り案内

滝はなぜか神秘的だ!滝のある空間で五感をすませば色々なことが 楽しめ、ほっとした気持ちになる。 関東周辺の巡った滝を中心に、滝の見どころや訪れた時の感想、アクセス方法などを案内しています。

一度は見ておきたい日本三大名瀑の一つ華厳の滝(日光市)

華厳の滝

滝の見どころ

華厳の滝は、中禅寺湖を流れ出た大谷川の水が高さ97mから一気に流れ落ちる直瀑で、那智の滝袋田の滝と並んで日本三大名瀑の一つです。

華厳の滝の発見は古くて、1200年前に勝道上人によるとされています。

歴史ある名瀑ですが、大水量のこともあって岩壁の侵食が激しく滝の後退が滝壺の跡からも確認されています。


滝ファンにとって最も残念なことは、1986年(昭和61年)に滝の上部の岩盤が大きく崩れてしまったことです。

そのため、その後滝上層突起部の補強工事が景観を壊さないように行われて現在の姿になっています。

その時に一緒に行われたのが、水量の自動制御です。

これにより水量は一定に保たれていますが、半分は人工の滝になってしまいました。

でも、景観が損なわれているようには見えませんので問題ありません。

1990年には日本の滝100選に選ばれています。

見どころは、何と言っても97mの高さから一気に流れ落ちる大量の水の豪快さ、自然が作り出す雄大さと言えます。

エレベーターで行ける観瀑台から間近に見る滝は迫力満点で、水の爆音にも圧倒されます。

華厳の滝は、四季折々の表情を見せると言われ、初夏には新緑やたくさんのいイワツバメ、冬には細かい滝が凍るといった景色を見ることができます。

華厳の滝を見るための観瀑台が上と下の2箇所にあり、上の観瀑台は無料になっていますが、滝の全貌がよく見えません。

下の観瀑台は有料のエレベーターを使って、100m降下して滝壺付近で見ることができます。

当然ながら、下の観瀑台の方が断然眺めがよく滝を仰ぎ見るような位置から楽しむことができるので、是非下の観瀑台から観瀑することをおすすめします。

観瀑台には、お土産売り場や記念撮影の写真屋などで賑わっているのも華厳の滝ならではの特徴です。

駐車場は、第一駐車場と第二駐車場があり、合わせて200台駐車できますが、土日は結構満車になります。

華厳の滝に最も近い駐車場は第二駐車場ですので相手いるときはこちらをおすすめします。

両方の駐車場とも料金が必要です。

また、第二駐車場には公衆トイレもあります。

滝へのみちのり(紀行文)

ゴールデンウィークの休みを利用して、一度は見ておきたかった日本三大名瀑の一つの華厳の滝、そして周辺にある有名な滝、湯滝と竜頭の滝もついでに見て、さらに戦場ヶ原も散策しようという欲張ったスケジュールで車を使って出発。

日光宇都宮道路「清滝IC」を経て、国道120号選と第二いろは坂経由で、約20分で華厳第二駐車場に到着です。

華厳第二駐車場の方が第一駐車場より滝に近いところにあるので、停められないかなと思っていましたが、なんとか停めることができました。

普通、滝見物というと駐車場に車を停めた何十分も歩くものですが、華厳の滝のエレベーターまで何と徒歩3分位で着いてしまいます。

滝につくまでの木立の中を通る遊歩道も気持ちがいいものですが、そんな味わいができないほど便利にできています。

また、滝の周辺には食事ができる所やお土産屋さんも色々ありました。

華厳の滝を見るには、上の観瀑台か下の観瀑台を使わないと見ることができません。

華厳の滝の全体を見て、その迫力を体感するには、下の観瀑台から見るしかありませんので、迷うことなく下の観瀑台に行くことができるエレベーターを利用しました。

このエレベーターは岩盤を100m位貫いて作られたもので、あっという間に到着します。

エレベーターを降りた先は長い地下通路になっており、そこを通って観瀑台へ行きます。

観瀑台は3階建てになっており、そこから見る華厳の滝はやはり大迫力です。

ダイナミックに流れ落ちる華厳の滝

(ダイナミックに流れ落ちる華厳の滝

滝の下半分あたりの岩盤からは、中禅寺湖からの伏流水が表出し、無数の滝がすだれ状に並んで落ちる様がストンと真っ直ぐに落ちる華厳の滝を一層惹きたてているように感じました。

華厳の滝の下流

華厳の滝下流

豪快な音と水しぶきを上げながら滝つぼへ落ちるダイナミックさを体で感じ取ることができるのが、滝を見るときの醍醐味です。

マイナスイオンを浴びながら、しばし滝の流れの豪快さを堪能!


■所在地

日光市宮祠

■駐車場:駐車場あり(有料)

■公衆トイレ:あり

■営業時間

3月~11月:8:00~17:00

12月~2月:9:00~16:30

※ただし、季節・気象状況により時間変更あり。

年中無休

■エレベーター料金

往復:大人570円、小学生340円

■滝の種別・落差、幅

直瀑、高さ97m、幅10m

霧降の滝へのアクセス方法

<車の場合>

日光宇都宮道路「清滝IC」より国道120号選と第二いろは坂経由で約20分

<電車・バスの場合>

JR・東武日光駅より「バス中禅寺温泉行」乗車、「中禅寺温泉」バス停下車徒歩約5分


■問い合わせ

日光市日光観光課 TEL0288ー53ー3795

周辺観光

明智平展望台から華厳の滝を望む

明智平展望台から華厳の滝を望む)

明智展望台

華厳の滝から車で30分位で明智平に行き、明智平ロープウェイで約3分で行くことができる展望地点です。

華厳の滝、その向こうには中禅寺湖男体山など雄大なスケールで見渡すことができます。

■所在地

〒321-1445  栃木県日光市細尾703

■ロープウェイ運行時間:9:00~15:30

■ロープウェイ運賃

大人:片道 600円、往復 1,000円

小人:片道 300円、往復 500円

・戦場ヶ原

戦場ヶ原の沼地

(戦場ヶ原の沼地)

中禅寺湖に隣接する湿原で、標高1400mにあります。

「戦場ヶ原」というと、武将が陣取り合戦で戦った場所なのかと思いますが、そうではなく、中禅寺湖をめぐって男体山の神と赤城山の神が争った「戦場」だったとういう神話に由来しているそうです。

かって湖であったところが湿原化したもので、広さは400ヘクタールもあります。

広大な湿原には木道が整備されていて、2時間ほどで歩けるハイキングコースになっています。

様々な植物が自生し、野鳥の種類も多く四季折々の景色が楽しめます。

■所在地

〒321-1661 栃木県日光市中宮

■駐車場

赤沼駐車場、三本松駐車場あり(両方とも無料)