関東・中部・東北周辺の滝巡り案内

滝はなぜか神秘的だ!滝のある空間で五感をすませば色々なことが 楽しめ、ほっとした気持ちになる。 関東・東海・中部・東北周辺の巡った滝を中心に、滝の見どころや訪れた時の感想、アクセス方法などを案内しています。

羽衣白糸の滝・勇姿の滝の見どころ、アクセス方法や駐車場は?早川町にある信仰の滝

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羽衣白糸の滝

(羽衣白糸の滝)

山梨県南巨摩郡早川町赤沢にある羽衣白糸の滝と勇姿の滝の見どころ・アクセス方法や駐車場、実際に行って見てきた感想などをまとめています。

羽衣白糸の滝は早川町を流れ富士川に注ぐ早川の支流春木川に注ぐ小樽沢にかかる滝で、落差33mの直瀑です。

羽衣橋の東詰にあり、別名雌滝とも呼ばれています。

一方、勇姿の滝は、春木川の樽沢にかかる滝で、落差30mの直瀑です。

勇姿の滝は、別名雄滝とも呼ばれ、雌滝である羽衣白糸の滝と一対の滝となっています。

羽衣白糸の滝と勇姿の滝は、日蓮宗の信仰と結び付く滝として古くから知られており、歴史を感じさせる滝です

車で行く場合は、中央自動車道甲府南ICから分で行くことができます。

この記事でと勇姿の滝は、羽衣白糸の滝と勇姿の滝の見どころ、アクセス方や駐車場、
羽衣白糸の滝への行き方や見てきた感想、周辺観光についても紹介しています。

 

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羽衣白糸の滝・勇姿の滝へのアクセス方法・行き方

羽衣白糸の滝と勇姿の滝へのアクセス方法を紹介します。

羽衣白糸の滝の所在地:山梨県南巨摩郡早川町赤沢

勇姿の滝の所在地:山梨南巨摩郡早川町赤沢1245

<車の場合>

中央自動車道甲府南ICから国道358号、国道140号、国道52号、県道410号、県道37号を経て約50km、1時間5分。

<電車・バスの場合>

JR身延線下部温泉駅からはやかわ乗合バスに乗り換え26分、バス停七面山登山口・赤沢入口下車、徒歩約55分。

R身延線下部温泉駅からタクシーで20分程度

・問い合わせ

早川町役場振興課、TEL 0556-45-2516

羽衣白糸の滝・勇姿の駐車場

七面山登山道入口付近に駐車場があります。(普通車10台程度、無料)

駐車場から羽衣橋を渡り羽衣白糸の滝までは、徒歩約5分。

七面山は、日本百名山の一つ、また日蓮宗霊場でもあるため登山客で駐車場は時間帯によっては混み合います。

滝を目指すのなら駐車場は、午後の方が空いています。

駐車場付近にはトイレがあります。

羽衣白糸の滝・勇姿の滝の見どころ

羽衣白糸の滝は早川の支流である春木川に注ぐ小樽沢にかかる滝で、落差33mの直瀑です。

羽衣白糸の滝は、別名雌滝とも呼ばれています。

一方、勇姿の滝は春木川に注ぐ樽沢にかかる滝で、羽衣白糸の滝から少し遡るところにあり落差30mの直瀑です。

勇姿の滝は、別名雄滝とも呼ばれ羽衣白糸の滝と一対の滝となっています。

・羽衣白糸の滝の見どころ

羽衣白糸の滝は、黒い岩肌に水がぶつかり白い筋になって流れ落ち、文字通り白糸のような美しさがあります。

滝見の観光地ではなく、信仰の滝と言えます。

日蓮宗の聖地とも言われる七面山の山頂付近にある敬慎院への登山道入口付近にこの滝があり、七面山と深い関係がある滝です。

別名「お万の滝」の愛称で呼ばれることもあります。

以前は、七面山は女人禁制ので登ることができませんでしたが、江戸時代に徳川家康の側室であった「お万の方」がこの滝で身を清め七面山に登り禁制を解いたことで有名になったと言われています。

修行僧達は神聖な七面山に登る前にこれらの滝で身を清めるそうです。

羽衣白糸の滝は降りて行けけば、浅い滝つぼの側まで行くことができます。

羽衣白糸の滝で滝行をする人が現在でもいるとのことですが、滝の周辺は増田屋旅館の私有地なので滝つぼに入り滝行する場合は、事前に連絡が必要です。

・勇姿の滝の見どころ

勇姿の滝は、羽衣白糸の滝から河原をさらに遡るとあります。

勇姿の滝も黒い岩肌に水がぶつかりながら白くはじけながら流れ落ち、迫力のある美しい滝です。

ここには、雄滝弁天堂があり、修行者の行場として全国的に有名なところで本格的な滝行が行えます。

滝つぼの前にはしめ縄が張られており、神聖な雰囲気です。

雄滝の水の流れは、雌滝の羽衣白糸の滝より水量が多いので力強く打たれると思います。

勇姿の滝は、羽衣白糸の滝よりも水量が多く力強い流れなのが雄滝と呼ばれるゆえんのようです。

勇姿の滝と羽衣白糸の滝は、規模や雰囲気、どちらも滝行ができるなどがかなり似ています。

なので、後で写真を見て整理するときに区別がつけにくいほどです。

両者の滝は、四季折々に表情を変え、秋には紅葉が映え、冬には氷瀑となるのも見どころです。

また、徳川家康の側室であるお万の方も訪れた歴史ある場所で、当時の滝行に想いを馳せることができます。

さらに、修行者や参拝者にとって身を清める場として重要な役割を果たしている滝に向かい合うことも何かを得ることができるかもしれません。

羽衣白糸の滝・勇姿の滝ヘの行き方と実際見てきた感想を紹介

山梨県南アルプス街道(早川町を縦断する県道37号線)周辺は、谷が迫っていて滝がたくさんあり、滝見ツアーをしたとき、最初に妙蓮の滝に寄り、その後大塩の滝を見て、次に向ったのが羽衣白糸の滝と勇姿の滝です。

最初に訪れた妙蓮の滝については、こちらの記事が参考になります。↓
takimeguri.hatenadiary.com

大塩の滝は、こちらの記事が参考になります。↓
takimeguri.hatenadiary.com

大塩の滝の駐車場を出発した後は、南アルプス街道と呼ばれる県道37号に出て南に走り、春木川を渡り角瀬の集落から春木川の左岸を10分くらい走ると七面山山門近くの駐車場に到着です。

大塩の滝を出てから約30分の道のりでした。

駐車場は10台程度が停められるスペースで無料です。

駐車場近くには公衆トイレもありました。

早速、羽衣橋を渡り羽衣白糸の滝に向かいます。

羽衣橋の対岸の近くになると、木々の間から岸壁から流れ落ちる羽衣白糸の滝が見えてきました。

(羽衣白糸の滝とお万の方の銅像)

橋を渡り切ると下に下りる階段があり、お万の方の銅像とその背後に羽衣白糸の滝が見えました。

近くで見るせいかすごい落差があるように見え、迫力があります。

見る位置によっては、お万の方がお祈りをしながら身を清めているようにも見えます。

羽衣白糸の滝

(羽衣白糸の滝)

羽衣白糸の滝は、滝つぼ近くまで行くことができます。

また、滝つぼは浅いので滝行にも向いていると言えます。

羽衣白糸の滝

(羽衣白糸の滝)

頭上の落下口から水が流れ落ち、黒い岩肌にぶつかり白く流れる様は美しく、雌滝としての流れにふさわしく感じました。

雌滝は、美しく迫力のある滝です。

羽衣白糸の滝を十分堪能した後は、雄滝として対になっている勇姿の滝へと進みました。

川沿いの道を上流の方へ5分ほど歩くと、雄滝弁天堂がありその隣に雄滝である勇姿の滝が堂々と流れ落ちていました。

勇姿の滝

(勇姿の滝)

滝の形状といい、水が流れ落ちる黒い岩肌といい先ほど見てきた羽衣白糸の滝に非常に似ています

でも、水量は羽衣白糸の滝よりも多く水の勢いを感じます。

勇姿の滝

(勇姿の滝)

緑の木々の間を黒い岸壁の上から水が勢い良く流れ落ち、岩肌にぶつかり白く弾けて流れる様は羽衣白糸の滝と同様な美しさがあります。

黒い岩肌のゴツゴツ感は、羽衣白糸の滝よりも少ないように見えました。

滝つぼ付近にはしめ縄が張ってあり、全体として神聖な感じがします。

滝つぼはそう深くなく、滝行にも向いている感じです。

訪れた時は、実際に滝行をしている人はいませんでしたが、滝行をする雰囲気を五感で感じることができ、今までの滝見にはない体験をしました。

滝つぼの前からは、勇姿の滝が大き過ぎて中々一枚の写真に収まり難かったですが、気にいったショットを何枚か撮って、羽衣白糸の滝の方へと戻りました。

帰りの道からは、先ほど渡った赤い橋げたの羽衣橋見え、春木川の流れも見ることができました。

次は、最後の予定である見神の滝へと向かいます。

羽衣白糸の滝・勇姿の滝の周辺観光

羽衣白糸の滝・勇姿の滝に行ったついでに立ち寄ってみたい周辺観光を紹介します。

・七面山

七面山からの眺望

(七面山からの眺望)

七面山(しちめんさん)は、山梨県早川町に位置し、霊峰として知られる信仰の山です。

標高1,982メートルの山頂からは、富士山をはじめ、南アルプス雄大な景色が一望できます。

七面山は日蓮宗の聖地であり、登山道には33の御堂が点在し、信仰の歴史を感じることができます。

山頂の七面大明神や敬慎院は、巡礼者や観光客にとって特に人気のスポットです。

四季折々の自然も楽しめ、特に秋の紅葉は圧巻です。

七面山の登山道入り口から山頂までの所要時間は、通常3時間半から4時間程度です。

登山道は比較的整備されていますが、途中に急な箇所もあるため、体力に応じて適切な
ペースで登ることをおすすめします。

・赤沢宿

赤沢宿

(赤沢宿)

赤沢宿(あかざわしゅく)は、山梨県早川町にある歴史的な宿場町で、日蓮宗の総本山である
身延山と、同じく日蓮宗の霊山である七面山を結ぶ宿場として江戸時代に栄えました。

古い町並みが今も残り、集落は国の伝統的建造物群保存地区に指定されており、江戸時代の風情を感じることができます。

石畳の道や、茅葺き屋根の建物などが当時の姿を伝えており、歴史好きにはたまらない
スポットです。

赤沢宿は、山々に囲まれた静かな環境で、自然の美しさと歴史的な景観が調和しています。

宿場町ならではのゆったりとした時間の流れを感じながら、散策を楽しんでみてください。

また、地域の特産品や郷土料理を味わえる店もあり、地元の文化に触れることができます。

■所在地:山梨県南巨摩郡早川町赤沢

羽衣白糸の滝・勇姿の滝の見どころ、アクセス方法や駐車場は?早川町にある信仰の滝まとめ

山梨県南巨摩郡早川町赤沢にある羽衣白糸の滝と勇姿の滝の見どころ・アクセス方法や駐車場、実際に行って見てきた感想などをまとめました。

羽衣白糸の滝は早川町を流れ富士川に注ぐ早川の支流春木川に注ぐ小樽沢にかかる滝で、落差33mの直瀑です。

羽衣橋の東詰にあり、別名雌滝とも呼ばれていて、雄滝とも呼ばれる勇姿の滝と一対になっています。

勇姿の滝は、春木川の樽沢にかかる滝で、落差30mの直瀑です。

これらの滝は、形状や落差、流れの雰囲気が非常に似ていて、黒い岩肌に流れがぶつかり白くはじけて流れる様はとても美しいです。

羽衣白糸の滝と勇姿の滝は、日蓮宗の信仰と結び付く滝として古くから知られており、歴史を感じさせる滝です

車で行く場合は、中央自動車道甲府南ICから分で行くことができます。

周辺観光は、七面山、赤沢宿がおすすめ。

 

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