関東・中部・東北周辺の滝巡り案内

滝はなぜか神秘的だ!滝のある空間で五感をすませば色々なことが 楽しめ、ほっとした気持ちになる。 関東・東海・中部・東北周辺の巡った滝を中心に、滝の見どころや訪れた時の感想、アクセス方法などを案内しています。

黒沢の滝の見どころ、アクセス方法や駐車場は?安曇野の穴場スポットの美しい滝

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長野県安曇野市三郷小倉にある黒沢の滝の見どころ・アクセス方法や駐車場、実際に行って見てきた感想などをまとめました。

黒沢安曇野市の南西部に位置する黒沢山を水源とする北黒沢川にかかる滝で、落差30m、二段構成の段瀑です。

黒沢の滝は、その昔村人が不動尊縁日に身を清めたと言われる霊験あらたかな滝で、滝の手前の道際には雨乞いの神を祀る黒沢不動尊堂があります。

松本ICからのアクセスもよく、車では県道25号経由で7km、約40分で行くことができます。

この記事では、黒沢の滝の見どころ、アクセス方法や駐車場、黒沢の滝への行き方や見てきた感想、周辺観光についても紹介しています。

黒沢の滝へのアクセス方法・行き方

黒沢の滝へのアクセス方法を紹介します。

黒沢の滝の所在地:長野県安曇野市三郷小倉

<車の場合>

長野自動車道松本ICから県道25号経由で17km、40分。

長野自動車道梓川スマートICから県道278号、県道48号経由で13.7km、30分。

<電車・バスの場合>

最寄りに駅、バス停はありませんので、自家用車でない場合はタクシーを利用することになります。

松本駅から黒沢の滝までタクシーで約40分。

・問い合わせ

安曇野市観光協会、TEL 0263-82-3133

黒沢の滝の駐車場は?

黒沢の滝の黒沢の滝入口に駐車場あり(普通車5台程度、無料)。

駐車場から黒沢の滝までは徒歩約10分。

駐車場付近にはトイレがあります。

黒沢の滝の見どころ

黒沢の滝は黒沢川の支流で黒沢山を水源とする北黒沢川にかかる滝で、落差30m、幅7mの二段構成の段瀑です。

上段の落差は24m、下段の落差は6mで計30mの二段になっています。

水深1mほどの滝つぼがありますが、黒沢の滝の遊歩道の終点からは岩場の陰になるので、滝つぼは見えません。

滝つぼを見る場合は、岩場を少し登る必要があり、注意が必要です。

黒沢の滝は、水量がそう多くはありませんが、少し低い所から見上げるような感じになるので、大きく迫力があり見ごたえのある滝です。

上段の滝は30mの上から一気に24mを落下、その流れを集め下段の滝は6m落下するという変化に富んでいて見飽きません。

黒沢の滝のあるエリアは安曇野市の水源の森にもなっているので、積極的に黒沢の滝をPRしていないせいか、訪れる人は少なく穴場のスポットと言えます。

黒沢の滝ヘは、県道25号から分かれ黒沢川に沿った林道を進み、樹林が一段と深まったところに黒沢不動尊があります

林道沿いから見えるのは入口で、橋を渡った対岸に本堂があります。

昔はこの橋橋、木橋で屋根がかかっていたそうですが、現在は鉄骨の橋になっていて、屋根はありません。

黒沢不動尊は、雨乞い信仰の不動尊で、その昔5月8日の縁日には村人たちは黒沢の滝で身を清め無病息災、豊作を祈願し、例祭が行われたとのことです。

なお、本尊の不働明王像は、縁日以外は麓の浄心寺に安置されています。

黒沢の滝に行った帰りにでも、黒沢不動尊に立ち寄り信仰の場に思いを馳せるのもいいものです。

黒沢の滝は、松本ICからも近く、駐車場からは徒歩10分という好立地ですので気軽に訪れることができます。

黒沢の滝ヘの行き方と実際見てきた感想を紹介

乗鞍岳周辺の紅葉を見に行ったついでに、長野自動車道の松本ICからのアクセスがいいので黒沢の滝ヘ行って見ることにしました。

黒沢の滝は、夏は冷涼、秋は紅葉、冬は氷瀑と四季を通じて楽しめる滝ですが、乗鞍岳の周辺が紅葉する10月下旬は、まだ紅葉には少し早い時期です。

松本市内にある日本浮世絵博物館を見学後、車で黒沢の滝を目指して出発です。

県道25号を行くと、梓川ふるさと公園があるので弁当を広げています一休み。

梓川ふるさと公園は、森林浴ができる緑が豊かで気持ちのいい公園でした。

梓川ふるさと公園を出発し、黒沢川がある方向に2〜3分走ると、左側に山田精工さんがある交差点があるので、そこを左折すると黒沢の滝ヘと続く林道に入ります。

林道なので狭いですが、舗装されている道路です。

途中、黒沢不動尊がありましたが帰りに寄ってみることにしてさらに進みます。

黒沢不動尊を過ぎるとつづら折れの登りのカーブが続き、やがて林道を横断する車止めのバーがあり、そこが黒沢の滝の駐車場でした。

黒沢の滝 駐車場

(黒沢の滝 駐車場)

駐車スペースは、普通車なら5台くらい停められる広さ、無料で停められます。

梓川ふるさと公園からは、10分程度で来ることができる近さです。

昼下りの到着ですが、先客の車は1台もなく我々だけでした。

車を降りて早速、黒沢の滝へ向かいます。

滝ヘ向かう遊歩道は緩やかな登り道で開かれた空間を抜けるように続き、気持ちのいい道でした。

黒沢の滝遊歩道

(黒沢の滝遊歩道)

数分歩くと木立があり、そこを抜けると広場があり、目の前には黒沢の滝がありました。

黒沢の滝

(黒沢の滝)

目前に立ちはだかる岩盤は大きく、てっぺんから水が豪快に流れ落ちています。

水量はそう多くないものの二段の滝で、圧倒される感じです。

黒い岩盤に途中ぶつかりながら弾け、白い飛沫となって落ちる様は優雅です。

黒沢の滝:上段

(黒沢の滝:上段)

(黒沢の滝:下段)

上段は24mの高さから一気に落下して、その流れを集め下段の滝が6mほどの落差で流れ落ちています。

黒沢の滝の左側にある小さな滝

(黒沢の滝の左側にある小さな滝)

黒沢の滝の左側には別の沢に小さな流れがあって、そこも滝のようになっていますが、木々の枝があり、良く見えません。

滝を鑑賞できるスペースは、左右にはあまり広がっていないので黒沢の滝を角度を変えて見ることができないのは残念なところ。

岩場に登れば見られるのかもしれませんが、長靴も用意していないので断念しました。

黒沢の滝の流れを十分に鑑賞し、その美しさを写真に収め駐車場へと戻りました。

・滝の落差:30m(上段の落差24m、下段の落差6m)

・滝の形状:段瀑

黒沢の滝の周辺観光

黒沢の滝へ行ったついでに寄ってみたい周辺観光を紹介します。

・日本浮世絵博物館

日本浮世絵博物館

日本浮世絵博物館

松本市島立にある浮世絵の博物館です。

この博物館は日本最大の浮世絵博物館として、松本市出身の酒井家五代が200年に渡り収集したと言われる浮世絵が約10万点収蔵されています。

展示されているのはその中の極一部ですが、浮世絵に興味がある人は深く知る機会になります。

展示以外にも収集・保管・調査研究を文化財団として行っています。

年中、企画展を開催しているので興味のある企画展を狙って行くのがおすすめです。

■所在地

松本市大字島立字新切2206-1

■営業時間

10:00〜17:00

(休館日:月曜日(祝祭日・振替休日の場合は開館し、翌日振替休館))

■料金

一般1000円、中学・高校・大学生500円、小学生以下無料

松本城

松本城

松本城

松本城松本市内にあり、天守は築城当時からのものが残っており国宝に指定されています。

また、城跡は史跡に指定されていて、松本城は人気が高い観光スポットです。

中でも、いくつかの天守は、戦国時代に作られたもので、なんと築城から600年以上も経っている貴重なものが現存しています。

その後江戸時代にも櫓が追加して作られ、、全体として一つの天守郡を作っていて、その景観を庭園から見ることができるのも見どころの一つです。

複数の櫓を連結した天守は、日本では松本城だけとのことです。

松本城がある松本城公園は無料ですが、本丸庭園と天守の観覧は有料ですが、見どころは満載です。

■所在地

松本市丸の内4-1

■観覧料

大人700円、小中学生300円

■本丸庭園・天守開場時間

8:30〜17:00(GW、お盆期間は8:00〜18:00)

黒沢の滝の見どころ、アクセス方法や駐車場は?安曇野の穴場スポットの美しい滝のまとめ

長野県安曇野市三郷小倉にある黒沢の滝の見どころ、アクセス方法や駐車場についてまとめました。

黒沢の滝は黒沢川の支流である北黒沢川にかかる滝で、落差30m、幅7mの二段構成の段瀑です。

黒沢の滝は、水量がそう多くはありませんが、滝を正面から見ると少し見上げるような感じになるので、大きく迫力があり見ごたえのある滝です。

上段の滝は30mの上から一気に24mを落下、その流れを集め下段の滝は6m落下するという流れに圧倒されます。

松本市から近いのですが、訪れる人は少なく穴場のスポットと言えます。

黒沢の滝ヘ行く途中には、黒沢不動尊もあります。

車で行く場合は、長野自動車道松本ICから県道25号経由で17km、40分。

滝への遊歩道入口に駐車場、トイレがあります。

周辺観光としては、日本浮世絵博物館、松本城などがおすすめ。