関東・中部・東北周辺の滝巡り案内

滝はなぜか神秘的だ!滝のある空間で五感をすませば色々なことが 楽しめ、ほっとした気持ちになる。 関東・東海・中部・東北周辺の巡った滝を中心に、滝の見どころや訪れた時の感想、アクセス方法などを案内しています。

金剛の滝の見どころ、アクセス方法や駐車場は?東京にある穴場の名瀑を紹介

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東京にある穴場の滝、金剛の滝の見どころ、アクセス方法や駐車場、実際に見てきた感想をまとめています。

金剛の滝は東京都八王子市にある滝で雌滝と雄滝の2つの滝で構成されている滝です。

おのおの落差は、4m、18mと比較的に小さい滝ですが接近して見られますので、迫力があります。

どちらの滝も水量が多めのときは、末広がりに水が流れ落ち姿がいい滝です。

東京にもこんなに良い滝があるのかと思う名瀑だと思います。

実際に見てきたときの感想の他にも、金剛の滝の周辺観光についても紹介しています。

金剛の滝の見どころ

金剛の滝が東京都八王子市にある穴場といえる名瀑です。

金剛の滝は今熊山の北側の谷を流れる逆川にかかる滝で、落差が18mの雄滝とその手前にある落差4mの雌滝の2つの滝から構成されています。

東京の滝といえば日本の滝百選になっている「払沢の滝」が有名ですがそれ以外にも見どころの滝はたくさんあります。

その一つが金剛の滝といってもよいでしょう。

コースを行くと最初にあるのが雌滝で、雌滝の脇にある江戸時代に修験者が掘ったといわれる岩窟を抜けると雄滝が現れます。

岩窟を抜けると間近に見らられる滝で、落差は小さいものの大きい感じに見え、東京にこんな滝あるのという感じがして秘境感も湧いてきます。

雄滝のなかほどには不動明王の像が祀られています。

広徳寺の山門

(広徳寺の山門)

小峰公園から金剛の滝までは、徒歩で1時間30分位かかり、広徳寺からのコースは徒歩40分位で、どちらも行きは登り坂のコースです。

手軽に金剛の滝に行ってみたい場合は、広徳寺から行くコースをおすすめします。

なお、金剛の滝近くは大雨や台風などがあると、沢が増水し、滝まで行き着けない場合もありますので注意が必要です。

滝の周辺にはトイレがありませんので、小峰公園または広徳寺のトイレを利用することになります。

金剛の滝へのアクセス方法

金剛の滝へのアクセス方法を紹介します。

金剛の滝の所在地:東京都八王子市上川町

<車の場合>
八王子市内から新滝山街道都道169号経由、40分程度で広徳寺へ、広徳寺からさらに徒歩約40分

<電車>

・JR五日市線武蔵五日市駅からバスに乗り、「上町」バス停下車、広徳寺まで徒歩約15分、広徳寺からさらに徒歩約40分

・問い合わせ

八王子市役所、産業振興部観光課 TEL.042-620-7378

金剛の滝の駐車場

車を使った場合のアクセス方法は、都立小峰公園からのコースとあきる野にある高徳寺からのコースの2通りがあります。

<都立小峰公園から>

・駐車場:あり(無料)
 
(利用時間は9:00~16:30、毎週月曜日及び月曜日が祝日び場合はその翌日及び年末年始は駐車場が閉鎖)

・公衆トイレ:あり(金剛の滝周辺にはなし)

<広徳寺から>

・駐車場:あり(無料)

(駐車時間の制限はなし)

・公衆トイレ:あり(金剛の滝周辺にはなし)

金剛の滝への行き方や見てきた感想

東京都八王子市にも滝があるということを聞いていたので、10月の晴れた日に車で行ってみることにしました。

手軽に行けるコースとして、広徳寺から行ってみることにして、広徳寺を目指します。

八王子市内からは、秋川街道/都道32号経由で広徳寺の駐車場に到着しました。

平日の午後でしたが、駐車場に停めている車はありませんでした。

もちろん無料です。

駐車場は広く普通車なら20台くらいなら楽に停められそうです。

金剛の滝へのコース入口

(金剛の滝へのコース入口)

駐車場の向かい側のお寺の山門の横の道から金剛の滝へ行くコースが始まります。

はじめのうちは広い遊歩道で、歩きやすい道ですがだんだん登り坂になってきます。

金剛の滝遊歩道

案内板がきちんと設置されているので、迷うことはありません。

駐車場から15分位歩くと、金剛の滝へ行く道と小峰公園へいく道の分岐に到着、金剛の滝へと目指します。

金剛の滝遊歩道

(金剛の滝遊歩道)

距離は400mとあるので、もう直ぐです。

はじめのうちは、川の左を進み滝の近くに行くと道がなくなって、川の右側に移らなければならなくなります。

金剛の滝の遊歩道

幸い川の水量が少ないので、水の少ないところを渡ります。

前日に雨が降っていれば、長靴でも持っていないと渡れそうにもありません。

進んで行くと滝が見えてきました。

金剛の滝の雌滝

(金剛の滝の雌滝)

最初に見えてきたのは、雌滝です。

こじんまりとした、小さ目の滝ですが形が’整っている滝と感じました。

雌滝の正面に当たる位置には橋が懸かっていて、写真撮影にピッタリの場所です。

雌滝の上の方の岸壁には、水量が少ない小さな滝もありました。

金剛の滝の雌滝の上に見える小さな滝

(金剛の滝の雌滝の上に見える小さな滝)

雌滝の右側には雄滝へと続く岩窟があります。

歩くところにはちょろちょろ水が流れていて、滑りやすいので鎖の捕まりながら慎重に進みます。

岩窟は5m位の長さでしょうか、すぐに抜けられます。

抜けるとすぐ目の前に迫ってくるのが雄滝。

金剛の滝の雄滝

(金剛の滝の雄滝)

行った日は比較的に水量も多く、末広がりの素晴らしい滝です。

滝壺には豊かに水を蓄えエメラルド色に輝いています。

金剛の滝の雄滝、滝つぼ

(金剛の滝の雄滝、滝つぼ)

東京の八王子市にこんなに素晴らしい滝があると思うと感動です。

確かに、滝の中程には不動明王像も見えます。

水量によっては、この写真のように末広がりにならないようですので、末広がりに落ちていない日に訪れた方は、

「なんだ、末広がりになってないじゃないか」

と思われるかもしれませんが、水量が多いときは本当に形良く見えます。

しばし、滝を良さに感動しながら、感動の瞬間を写真や動画に納めるのもまあ楽しいものです。

後は、金剛の滝の余韻にひたりながら駐車場へと向かいました。

■滝の種別・落差
・滝の形態:分岐瀑
・滝の落差:雌滝4m、雄滝18m

金剛の滝の周辺観光

金剛の滝に行ったときには、ぜひ立ち寄ってみたい周辺の案内をします。

・広徳寺

広徳寺

(広徳寺)

広徳寺は金剛の滝に行くときに拠点とさせていただくところですので、どんなお寺なのか見ておくことをおすすめします。

広徳寺は八王子市の隣にあるあきる野市にあり、臨済宗建長寺派のお寺です。

応安6年(南北朝時代、1373年)に創立されたとされる古刹です。

広徳寺には文化財も多く、境内は東京都指定の史跡にもなっています。

敷地内には都の天然記念物に指定されているカヤとタラヨウの大木があちことでも有名です。

山門の近くは対の大イチョウがあり、毎年11月中〜下旬には真っ黄色に染まります。

落葉すると下は、、黄色の絨毯を作り山門を引き立てます。

■所在地:東京都あきるの市小和田234

■駐車場:あり

■問い合わせ:あきる野市観光協会
TEL042-596-0514

金剛の滝の見どころやアクセス方法、行き方と見た感想のまとめ

金剛の滝は東京都八王子市にある滝で、雌滝と雄滝の2つの滝で構成されています。

落差は各々4m、18mと比較的に小さい滝ですが、私が見たときは両方とも末広がりの滝で姿がいい滝でした。

最初に雌滝を見てから、江戸時代に修験者は掘ったと言われる岩窟を通り抜けると、そこには雄滝が迫ってくるというのもいいロケーションです。

広徳寺の駐車場に車を停めさせてもらい、40分位で行けますので、気軽に楽しめます。

帰りは、南北朝時代に建立されたとされる古刹、広徳寺に立ち寄られることをおすすめします。